運動のし過ぎで起こるトラブルとは?

運動のし過ぎで起こるトラブルとは?

適度な運動は、健康維持や強い免疫を持つこと、さらには長生きの秘訣とまで言われます。

そのため、可能な限り運動の習慣を守っていきたいものですが、過度な運動もまたケガや病気の元となるのをご存知でしょうか?

心臓に悪い

実は過度な運動、運動不足の定義は難しいと言われています。厳密な定義がない以上、どこまでが適度な運動でどこからが過度な運動なのか画一の基準はありません。しかし、激しい運動を続け、休息が取れない場合、なんと心疾患や心臓病のリスクが高まることが知られています。

日本でも100万人規模の調査が行われたことがあり、その結果ウォーキングやランニングを毎日欠かさず行う人は心臓病や脳の血管の異常がより多く見られたといいます。運動や血行の刺激は健康に良いと誰もが思うだけに、この結果は意外なほど深刻です。

もちろん、これらの症状を発症したのは20人に一人ほどの割合で、毎日走ることが確実に寿命を縮めるとも言い切れないうえ、年齢や体質などの個人差、食生活など運動以外の要素も関係しています。

しかし統計が示すのは、毎日何らかの形でがっつり運動してしまうと、このような病状を発症しやすいということです。なぜそれが病気につながるのか医学的な解明はまだ十分に進んでいませんが、日本では「1ヵ月に走る距離は200キロメートル以内」が理想とされています。

内臓への負担

休息無しで激しい運動を続けると、筋肉の回復が間に合わなくなります。筋肉の回復途上にあるのに、さらに負荷をかけてしまうと、今度は体のエネルギーや栄養状態を補おうとして筋肉が分解されていきます。

鍛えているはずなのに、腕や足が細くなってしまうのは、十分な栄養に加え休養が足りないからかもしれません。

そうした場合、さらに疲労感や倦怠感を常に感じてしまったり、良い睡眠が取れずいつも眠気があるか、むしろ寝つきが悪くなる、息が切れやすく体力不足を感じる、果ては下痢や胃痛などの症状も出てきます。

過度の運動は内臓や循環器系にも負担を与え、体の調子を大きく崩してしまう方もおられます。

休むことがトレーニングの一つ

注意すべきは、「運動には休息がセット」という点です。これさえ守ればトラブルは避けられると言っても過言ではありません。

休息は体を充電させ超回復によって強化し、トレーニングの効果を発揮させるのに必要で、トレーニングには休養を必ず伴わせるのが秘訣です。

まとめ

運動のし過ぎは体調管理不足の一つでもあります。健全な運動の習慣を得るために、体の疲労や痛みに敏感でいるのも大切です。